2024.04.29
『ルーヴルの猫』 My-library📚
桜も散って葉桜綺麗ですね。山笑ってます。皆さま健やかにお過ごしの事と存じます。この度もわたしの本棚から一冊、漫画をご紹介します。
ルーヴルの猫 松本 大洋 著 小学館・上下巻です。
個人的に大好きな漫画家 松本 大洋先生です。ひょっとしたら皆さまあまりなじみがないかもしれません。そのほかの作品は、ピンポン、鉄コン筋クリート、sunny、竹光侍、最近では東京ヒゴロなど、青年漫画を主体に執筆をされている漫画家先生です。
ジャンルが幅広くて、特にこのルーヴルの猫は初めて見る世界、こんな絵も描けるんだ!と、驚かされました。本を開けば、映画や舞台の幕が上がったように引き込まれる。物語をとおして漂う、ルーヴルの匂い?(行ったことはないが)。漫画界のアカデミー賞・アイズナー賞、受賞作。
ネタバレ禁止!帯のみ読みます。
ルーヴル美術館の屋根裏に棲みついた猫たち。人間から隠れて暮らしていたが、一匹の白猫がその掟を破り、冒険に出かける。絵画から聞こえる声に導かれて入った世界には・・・⁉(上巻帯) ルーヴルの夜警マルセルにはアリエッタという姉がいた。絵の声が聞こえるという彼女は、(下巻帯)
ここからはネタバレなりそうなので、やめておきます。興味が湧いた方は是非一読ください。あなたの人生、心に残る物語になるはず。猫好きのかたにも必見。
いつかルーヴル美術館へ行って、物語とかさねてみたいですね。
まさみ