2021.06.07
初心忘れるべからず
タイトルにしたこの「初心忘れるべからず」という言葉。
誰でも一度は聞いた事がある言葉だとは思いますが、誰が言いだした言葉か・・・?というのはご存知ですか?
この言葉は、約600年前に能で大成した世阿弥の言葉です。
一般的に「はじめの志を忘れてはならない」という意味で使われていますが、実は世阿弥が言った「初心忘れるべからず」は、もう少し複雑で繊細な意味を持っていて人生の中にいくつもの初心があるという事を言っているのだそうです。
若い時の初心、人生の時々の初心、そして老後の初心。
それらを忘れてはならないというのです。
最近はコロナ禍で出張もいけません。
そんな中、4月に入社したエソラハウスの新入社員達はリモート研修を行っているのですが、私もそれに同席する機会が度々あります。
その研修に参加していて思うのが「初心、すっかり忘れているな」という事です。
一度習っているはずの内容が、新しい情報のように聞けてしまう自分にもビックリしました。
今の現状に満足せず、常に初心に帰りながら新入社員ともどもステップアップしていこうと思う今日この頃です。